未知の扉を開く本 お気楽、味のほどしらず。

朝昼晩、違う国の料理を食べている摩訶不思議、日本、日本人。

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「ウイスキーが、お好きでしょ」

お気楽_開高健ウィスキー210+お気楽_開高健ウィスキー210 「♪ロンラン ビダン シュビラデ  オデーエー エエーオー♪」。御同輩、懐かしいでしょう。思わず口ずさみませんでしたか。「今夜は酒、いや、ウイスキ~ィと、いきやすか」。

このスキャット名は、「人間みな兄弟、夜が来る」。「夜が来る」を加えたのは、“投げ飛ばしの技"を併せ持つ小林亜星。では、「人間みな兄弟」は、誰が?「性欲・食欲・物欲」、人の三欲の難を語り、著し、健啖で雄弁、時に寡黙。「喰う」を身体で表した、大兄と呼ぶに相応しい人、開高健(かいこう・たけし)である。

「輝ける闇」、「夏の闇」を読んだ、自堕落な日々を思い出す(え?今も、その時と変わらない?)。「平和は唱えるもんじゃないぜ」。“小説家”は痛烈に、我が身の「世間知らず、籠の中の鳥、井戸の中の蛙」を知らしめてくれた。

 

「心に通ずる道は胃を通る」。「かくて、我らは今夜も飲む。確かに芸術は永く、人生は短い。しかし、この一杯を飲んでいる時間くらいはある。黄昏に乾杯を!」。「明日世界が滅ぶとも、今日君は林檎の木を植える 」。「無駄をおそれてはいけないし、無駄を軽蔑してはいけない。何が無駄で、何が無駄でないかはわからないんだ。」「悠々として急げ、漂えど沈まず」。旅を学舎とし、釣りをし、酒を酌み、胃の腑を脅し、おびただしい言葉の数々を投げかけ、それらは名言となった。  

 

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グルメってなんだろう?

ブリア・サヴァラン辞書をひくと、グルメ=食通、美食、食い道楽と、グルマン=大食漢と、 そっけない言葉が返ってくる。はなはだ無味乾燥。

 

かの"キング・オブ・グルメ"、ブリア・サヴァランの著書「美味礼賛」は、グルメって、「こ~いうこと!」を教えてくれる。

 

原題は、「Physiologie du gout ou Meditations de gastronomie transcendante ; ouvrage theorique,historique et a l'ordre du jour,dedie aux gastronomes parisiens par un professeur,membre de plusieurs sosietes litteraires et savantes」。

 

 

日本語に訳すと、「味覚の生理学、あるいは、超越的美食学の瞑想、文学、科学の学会の会員である一教授による、パリの美食家に捧げられた理論と歴史、日常の問題を含む書」となる。

 

ガストロノミー(美食術)とは、文化と料理の関係を考察するということ。グルメは、生理学。巻頭の「金言(アフォリスム/aphorism)20箇条」を読むと、納得。食に通ずるための水先案内。ぜひ、一度、お目通しを。食通で知られる作家、開高健も、この提言に触発され、「新しい天体」を書いた。

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プロフィール

Ajinci

Author:Ajinci
どんなものを
食べているか言ってみたまえ。
君がどんな人であるかを
言いあててみよう。
by Jean Anthelme Brillat- Savarin

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