お気楽、味のほどしらず。

朝昼晩、違う国の料理を食べている摩訶不思議、日本、日本人。

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「黄油蟹」に溶ける

お気楽_創發_九龍城210お気楽_創發_黄油蟹210 「う~む、ムゥ~ッ。暑いっ!?なんだか、ボウ~っと、なってきちまった~。このまんまじゃ、イカレちまう。ここは一体、どこなんだい?」

お天道様の容赦ない照射により、海の水温は上がりっぱなし。そこは、中国・広東省南部の「珠江流域」と、香港北部「流浮山」や「後海湾」近くの潮溜まり。甲羅干し気分で、ついウトウトし、流れてきてしまった蟹君(がざみ蟹。渡蟹の一種)=黄油蟹(ウォン・ヤオッ・ハイ)が、そう言ったか、言わぬか。

この蟹の旬は、夏。地域性から「香港特産の蟹」と言われ、あまりの高温にさらされ、ミソやタマゴが溶け、体内全体に染み渡り、香ばしい蟹身&黄色になるため、その名がついた。一種の突然変異によって生まれたことから、奇であり、異である。よって数が少なく、珍=貴重なのだそうな。

「身」は香りよろしく、「ミソ」は黄金色に耀き、蟹を食べる時の常套、無口を超え、絶句となる妙味が舌を震撼せしめる。「食べる側の身も心も溶かしていく」という、”恐ろしい味わい”をもたらす代物だ。しかしながら震撼、貴重の代価は、大きい。ご存じ、「上海蟹」の数倍を心得る必要がある。それだけに、信用のおける料理屋選びが欠かせない。故、我迷わず、九龍城=カオルーンシティの一軒を目指す。
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by Jean Anthelme Brillat- Savarin

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