お気楽、味のほどしらず。

朝昼晩、違う国の料理を食べている摩訶不思議、日本、日本人。

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酒池酒林に溺れる

お気楽_牡蠣油漬けお気楽_粕漬け_辨天娘 「用心深い酒だね。そう、おずおずしていて、はっきりしないんだ。まるで気が小さいんだから」。これは、ロアルド・ダールの短編集「あなたに似た人」の「味」の一節。葡萄酒の利き酒をめぐる、ドキリ、ニヤリの小品で、食や酒に通じた人は、「冷やっ」と、そうでない人でも楽しめる。

 

何しろ、「チョコレート工場の秘密」など、児童文学の作品が多い、元飛行機乗りの手練れ。面白い世界、保証します。

 

この作品でも紹介されている、年代物や銘醸物の葡萄酒は、「いただく一日前くらいに、部屋に置き、いうところの常温にしておく」な~んて、ややこしいことをするらしい。 そうすることにより、葡萄酒の眠りを覚まし、美味しくいただこうっていう寸法だ。とはいえ、この"おめざの酒"は、開栓してからの命が短い。もっともたないのは、醸造酒仲間のビール。栓を開け、注いでから時間がたったら、飲めたもんじゃない。 しかし同類の中でも、ある種の日本酒は、空気に触れ、酸化を利用し、時間と共に旨くなる。異端異質。奇酒でありながら、品の美を伴っている。

 

左上の写真は、太田酒造「辨天娘」の酒粕で仕込んだ、若桜(わかさ)大根と胡瓜の奈良漬。 右上は、京都の古美術「佃」のご主人佃さんお手製の「牡蛎のオイル漬」。私が、佃さんから頂き物をした御礼にお送りした、香港の「九龍醤園」の牡蛎油を使ってくださったもの。この項に挙げる、すべての酒に合う味。骨董の目利きは、酒肴にも通ず。

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