山菜のお福わけ お気楽、味のほどしらず。

朝昼晩、違う国の料理を食べている摩訶不思議、日本、日本人。

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山菜のお福わけ

お気軽_山菜_生285
「岩手の義兄が山で採った、タラの芽とこごみをお届けします」 。メールの主は、イタリアンレストラン「アルティジャーニ」のご主人。AjinciとBalletaが暮らす街の救世主。足繁く通い10年程。お店には大迷惑(!?)の図、有りや無しや。毎年、晩春の頃、到来物のお裾わけ(お福わけ)をいただいている。 

 

その年や時期によって種類が違うのも、楽しさのひとつ。栽培物では得られない「香しいクセ」が堪らない。 野菜の多くは、山菜を人が工夫を重ね、食べやすく、収穫しやすくしたもの。そのせいか、灰汁(あく)やくせが少ないものが多く、最近は、「旨みさえも抜き取ってしまっている?」と、感じることも、しばしば。 


新鮮なタラの芽は袴を取るとき、灰汁で粘つくが、敢えて灰汁抜きはしない。"天然"だからこその粘り=苦味が美味しさの元!冬眠から覚めた"熊さん"が、初めに口にするのは「ふきのとう」だとか。寝ぼけた頭を覚醒する力があるのだから、人の目も覚ましてくれるはず。「春には、苦みを盛る」を知る。


アブラ・カダブラー=天麩羅。


お気軽_こごみ料理200お気楽_タラの芽料理200 「山菜」というと、まず思い浮かぶのは「天麩羅」。この天麩羅は「当て字」で、ポルトガル語の 「temperar (油を使用して硬くするの意)」、「tempero (調味料 の意)」。スペイン語の「templo (寺院の意)」などから転じたと言われる。 「寺院の意」からして、「お寺さん行事」、「精進料理」に、天麩羅がつきものなのも、うなずける。

当て字繋がりでいえば、天麩羅は「あぶら」と読める。"テンプラ"が油料理というのも、一目瞭然。わかりやすい。

 

江戸前てんぷら「みかわ」の主人、早乙女さんは言う。 「天麩羅はね。種(食材)の水分を、上手く抜き出すのが仕事なんだよ」。食材の水分を取り除くと、旨みが凝縮され、美味しさが増す。簡単明瞭。"あぶらカダブラのおまじない"。  ちなみに、南蛮渡来の「テンプラなるもの」。日本国内、地域によって形状が異なるから、面白い。沖縄では、東南アジアや台湾の系譜か、「魚のすり身」を揚げたもの。鹿児島では、「つけ揚げ=薩摩揚げ」。個人的には、大阪・九条の「湯浅かまぼこ」が好き。ここん家(ち)のテンプラは"好好"。


お気軽_フリット200我が家=「気紛れキッチン」では、揚げ物はしない。このため、いただいた山菜の一部は、"お福わけの源"、イタリアン「アルティジャーニ」に里帰り。「タラの芽フリット」にしてもらう。トマトと玉葱、オリーブオイルなどで作ったソースは、清涼にして切れもの。塩でいただいても、もちろん、美味しい。

尚、お手製の料理として食卓にのぼったのは、「こごみのお浸し。気紛れキッチン特製・鰹節のふりかけ和え」(上の写真左)。もう一品は、「タラの芽の中華仕立て」(上の写真右)。これは、豆板醤と甜麺醤に、いつも香港で仕入れる!?常備品「九龍醤園」の醤油(魚介用)と、牡蛎油を忍ばせるのがミソ。"青春野色"はあせるけど、お味は、好吃=ハオチ~、ハオセイ~。

 

【Artigiani(アルティジャーニ)】 (イタリアンレストラン)埼玉県上尾市宮本町6-20 TEL048-771-0821 営業時間11:45~14:00 15:30~22:00 ※土日祝日は、17:00~21:00(LO)定休日 毎週水曜日

N.kojima 様

重ねてコメントいただきありがとうございます。
旬を、なるべく手を加えず、に。
和食の手法が、西欧の料理、料理人に影響を与えております。
日本人で良かった。

多謝 Ajinci


[ 2009/05/13 20:59 ] [ 編集 ]
素材から安心して食べられると
ほんとうにいいですよねー。
[ 2009/05/13 20:51 ] [ 編集 ]
ふぐ様
「お福わけ」にお応えいただきありがとうございました。
嬉しいです。
この頃は、お裾分けも通じない風潮(私だけ?)を思い、
あえてお福さんにお出ましをいただきました。

「アイコ」のお福わけ、お待ちいたします。

多謝 Ajinci
[ 2009/05/13 13:05 ] [ 編集 ]
マキ様
リンクの承諾ありがとうございます。
エキサイト以外のリンクが貼れるようになりましたら、宜しくお願いをいたします。

多謝 Ajinci

> またまた美味しそうですね!
> 私も苦味で頭を覚醒させなければ!
> プレゼンに悩まされ、登校拒否の子供のようにお腹がいたいです><。
>
> リンク、ありがとうございます☆光栄です;-)
> 私もしたいのですが、エキサイト以外のブログのリンクの貼り方が分かりません、、
> もしできるようになれば、是非こちらからもさせて頂きますので、よろしくお願いします☆
[ 2009/05/13 12:59 ] [ 編集 ]
「お福わけ」
いい言葉ですね。

こちらは近々、秋田より「アイコ」という未知の山菜が届く予定です。

その時はまたブログで「お福わけ」いたしますね。
[ 2009/05/13 12:45 ] [ 編集 ]
yamoed 様

お訪ねありがとうございます。
季節をいただく、旬の分け前。っとことですか。
筍、が一文字で表していますね。

お訪ねいただいた、イタリア、フランス在住の方から、山菜採りの
紹介がありました。もともと自生のもの、茸と同じ。よっぽどの環境でなければ必ず見つかると思います。
散策がてら、山の幸探訪などいかがでしょうか。
朗報、お待ちいたします。
山菜、よほどの灰汁(非悪)ものでなければ、紹介しまたようにおひたしでお美味しくいただけます。お試しください。
多謝 Ajinci
[ 2009/05/13 09:42 ] [ 編集 ]
こんにちは!こちらにもお邪魔しまーす♪
山菜のおいしい季節ですねー。
イギリスでは食べられないので寂しいです。。
こごみのピーナッツ和えが食べたい!
天ぷら、、奥が深いのですね。
[ 2009/05/13 06:08 ] [ 編集 ]
シン様

ありがとうございます。
始めに、美食、Blleta,共々、それにはあたりません。
近々、この食のブログを始めた意図などを紹介したく思います。
田舎で、野菜か、うらやましい。かふいう暮らしに憧れております。
言うは易し、行うはがたし、も承知しております。

当方こそ、今後とも宜しくお願いをいたします。
多謝 Ajinci
[ 2009/05/12 23:51 ] [ 編集 ]
はじめまして シンです。

先日は、Balletaさんにご訪問いただきまして、ありがとうございました。
格調高き美食家のお二人に出会えて、光栄に存じます。

私は、田舎で野菜作りを楽しんでおりますが、また楽しいお話ができることと思います。
今後とも、よろしくお願いします。
[ 2009/05/12 23:35 ] [ 編集 ]
さくちゃん様
こちらこそありがとうございました。
タランボ(たらの芽)って云うのですね。
「ギョウジャニンニク」は名前のイメージからわかりやすいのかもしれません。実際は大蒜と違うものですが。

北海道の春便り、山菜も雄弁です。

多謝 Ajinci
[ 2009/05/12 22:30 ] [ 編集 ]
またまた美味しそうですね!
私も苦味で頭を覚醒させなければ!
プレゼンに悩まされ、登校拒否の子供のようにお腹がいたいです><。

リンク、ありがとうございます☆光栄です;-)
私もしたいのですが、エキサイト以外のブログのリンクの貼り方が分かりません、、
もしできるようになれば、是非こちらからもさせて頂きますので、よろしくお願いします☆
[ 2009/05/12 20:26 ] [ 編集 ]
MO様
お訪ね、ありがとうございます。
当方こそ,ご無沙汰をしております。お元気ですか。

ブログ始めたのは良いが、アレコレ試行錯誤でございます。
昔の仕事仲間は、もっと掘り下げて徹底すると面白いのに。
との意見。ま、確かに良い足りないは、多々あります。がしかし
こうしたサイト(ブログ)のメディア特性からいって、だらだらは
紙媒体と違ってむつかしい。四苦八苦、です。
ご意見をお聞かせください。

苦味は、確かに日本人好みですね。シチリアなんぞの青魚パスタにはウイキョウをよく使います。ま苦味ってほどじゃありません、ね。
彼の地は、お隣がアフリカですし、交易の島ですから、人、物、食と大概のものは、混ぜこぜ文化ですからね。

Balletaの靴ができあがりました、是非ご意見ください。
多謝  Ajinci
[ 2009/05/12 17:51 ] [ 編集 ]
コメントを頂きましてありがとうございました。
道東でもこごみが出てきて、タランボも少し目を出してきたところです。でもでも、ここらでは「ギョウジャニンニク」が人気で、年々小さく、数も少なくなってきています。根っこを残しておけば、来年も採れるのにね(^^;;天ぷらにして、そうめんやそばと一緒に食べるのが最高です。
[ 2009/05/12 14:40 ] [ 編集 ]
Ajinci さま

お久しぶりです。Balletaさんよりブログを始められたと伺って覗きにきたら、さすがお二人のブログ・・・美しい写真と含みのあるお言葉をたっぷりと味わえそうで
楽しみが増えました♪

山菜、私も今春何度も味わいました。
「苦味」そのものは和食独特の味覚ではないのでしょうが、山菜に感じられる「ほろ苦さ」、これって日本人だけが感じられる味わいなのではないでしょうかね。
[ 2009/05/11 21:50 ] [ 編集 ]
とぅちゃん 様

お訪ねありがとうございます。
食、物事、祭(ごと)人など、旬をあてることができますね。
食の領域では最も盛り、の時期が旬。つまり経済ってもんです。
はしりや、名残を気取っていただくより、人、懐にやさしいのが旬。

大いに楽しみたいですね。
多謝 Ajinci

[ 2009/05/11 19:36 ] [ 編集 ]
先日はご訪問下さり、ありがとうございます!

旬の物は旬に頂く。
これは、ずぅ~っと昔からあったことですね♪
ただ、現在はハウス栽培や加工によって旬の味覚に変化がでてきてますね。
旬の物は旬に食べるという事は、季節を感じたり栄養価が高かったり、いろんな面で「美味しい!」と感じるものではないかと思います。
そんな中、天然のたらの芽の木を切って、家の庭先に水を入れたバケツを置き、たらの芽の木を入れて芽が出てきたところを食べる。と言う人がいます。
ちょっと、考えさせられます・・・

いずれにしても、食材を活かす料理って沢山ありますから、料理ってホント奥が深く楽しいと思います♪
[ 2009/05/11 13:45 ] [ 編集 ]
えみママ 様
お訪ねありがとうございます。
亜里砂さんにもお応えしましたが、地域地域で旬の移ろいを味わえる、この島国の特性、感謝です。
そうですか、「食べられる」ようになった、と云うのは良いことですね。年齢、経験、導き、ある意味では飢えも,喰(じき)を変えますね。様々な食を楽しみましょう。「食と人」を骨格に、少しでもページを重ねられたらと、思っております。
これからも、よろしくお願いいたします。
多謝 Ajinci
[ 2009/05/11 09:32 ] [ 編集 ]
yunkao 様
コメントいただき、ありがとうございます。
思えば、yunkaoさんの「。。。さんはブログはやらないんですか」の言葉から、このブログを始めました。ってことは恩人、です、ね。
チェンマイの方々への皆様メール軽減のために、始めたことも由のひとつ?、です。

揚げ物は、手前「気紛れキッチン」ではしないのですが、さてどうでしょう。チェンマイでは、sapsapsapさん家のキッチンのコンディションにもよります、です。それに今年は恒例、タイ詣でができるかどうか、ムツカシイ。時を待ちましょう。
でも、また皆さんで、ご飯をいただきたいですね。タムルンのおじさん、おばさん、毎朝お世話になりました。Impressoも元気でしょうか。

サワディチャーオ。でよかった?
リンクありがとうございます。
多謝 Ajinci
[ 2009/05/11 09:19 ] [ 編集 ]
亜里沙様

お訪ねありがとうございます。
日本列島、縦長なので、櫻、紅葉、筍、山菜と
季節の移ろいが、それぞれの地で楽しめます。

海彦、山彦の国、豊饒に感謝、ですね。
多謝 Ajinci
[ 2009/05/11 09:06 ] [ 編集 ]
先日は、コメントありがとうございました。

山菜、シーズンですよね。
子供の頃は苦手だった山菜も
年ととると共に、食べれるようになり
今は、好物になりました。
山菜の天ぷらは美味しいですよね
[ 2009/05/11 05:15 ] [ 編集 ]
こごみのおひたし、色が鮮やかですね。
器も盛り付け方も素敵で、勉強になります。
チェンマイ気紛れキッチンでは、天麩羅はありますか?

ブログ、リンクさせていただきました。
[ 2009/05/11 03:46 ] [ 編集 ]
コメントありがとうございます。

こごみのお浸し、今晩のおかずにも
上りました。
たらの芽のテンプラ、えぐみがあって
好きです。
[ 2009/05/10 23:14 ] [ 編集 ]
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どんなものを
食べているか言ってみたまえ。
君がどんな人であるかを
言いあててみよう。
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