「東寶小館」のためならば お気楽、味のほどしらず。

朝昼晩、違う国の料理を食べている摩訶不思議、日本、日本人。

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「東寶小館」のためならば

お気楽_北角_東寶小館(ドンボウシウグン210お気楽_北角_東寶小館_オーダー210 香港から戻った翌日、「Discovery Channel」の人気番組「アンソニー世界を喰らう」を何気なく見ていると、昨晩、目の前にあった光景が!?!?

 

番組の主役にして、ナビゲーターの"アンソニー"ことアンソニー・ボーディンが、「ウァオ~ッ」と驚きながら、名物の”茶碗ビール”を手に、食卓から溢れんばかりの料理と、格闘しているではないか!?

著書に「キッチン・コンフィデンシャル」をはいすなど、ベストセラー作家であり、料理人でもあるアンソニーのコメントは、明快、明瞭。出会った料理への敬意を示しながらも、時に、「コレハ食ジャナイ。餌ダ…」と、本音をポロリ。某国で氾濫する"グルメもどき番組"とは一線をかくす。それだけに"香港最後の晩餐"と選び、愉しんだ直後、同じ空間を共有しているかの錯覚にとらわれる映像は、なにやら嬉しく、思わず、見入ってしまった。

そのワンシーンが撮られたのは、北角(ノースポイント)の市場「渣華熟食中心2樓(英国式。日本的には3階)」にある「東寶小館(ドンボウシウグン)」。食材調達に恵まれた市場食堂の中でも、質量ともに経済的というだけでなく、「群を抜いてオイシイ」と評判を呼び、連日、開店直後から閉店まで、満席状態。香港の美食師範、蔡蘭氏も絶賛する名店である。


昼下がりの酒事情。

お気楽_市場食堂_炒飯_蝦210 お気楽_市場食堂__魚餅_魚のすり身揚げ_切り口210 お気楽_市場食堂_生牡蛎_卵とじ_牡蠣210
お気楽_市場食堂_生牡蛎_卵とじ210 お気楽_市場食堂__魚餅_魚のすり身揚げ210 お気楽_市場食堂_炒飯_山盛り210
「おしっこシャコ?」。説明を聞くなり「微妙な料理だ」と、アンソニーが受けまくっていた「蒸瀬尿蝦(シャコのボイル)」も好物だけど、我々は、「生牡蛎の卵とじ」、「魚餅」を注文。高温多湿の香港にて欠かせない、ビールにドンピシャ!三品目に注文した「大肚飯」も秀逸。プリプリっとした蝦の食感と、蓮根の歯ごたえがアクセントとなり、金華ハムの塩気を含む、繊細な味が見え隠れする。炎の力を借りてこそのパラパラ感も素晴らしく、これまた量もスゴかった。

別名「妊婦炒飯」というそうだが、な~るほど。その風貌は"てんこ盛り"なんて言葉じゃおさまらない。高さ7~8センチのお山から、皿一いっぱいに裾野を広げている。経済的といえば、経済的。だが、"中華"の宿命?この炒飯だけでも、"二つの胃袋"の限界を遥かに超えている。あと2人、いや3人、誰か参加して~の気分。いや、ホント。どなたかご一緒してください。そうすれば、何品も楽しめる。次回のためにも、現在、お手伝いさん、募集中~!?

お気楽_市場食堂__風景210 お気楽_北角_市場食堂210 お気楽_市場食堂__亀ゼリー210
...ということで、今回、「炒飯」の残りは、持ち帰りにする。香港人でも、食べ切れない量なのだろうか?当たり前のように、プラスチックパックが用意されていて、手際よく包んでくれた。早朝フライトのため、翌日の朝食にするも、いやまたビックリ。時間を置くと吟醸か発酵か、旨みが増し、適度なしっとり感を保っている。いや~、エライ!

勘定を頼むと、デザートとして無料で付いてくる「亀ゼリー」の心遣いも、うれしい。ふと、辺りを見回すと、まだ8時前なのにも関わらず、満席。席待ちの列までできている。よく聞くと、予約をしても待たされることがあるそうな。となれば、「開店時間狙撃」が正解かも?

お気楽_Quarry Bay__タップハンドル210 お気楽_Quarry Bay__洒落者210 お気楽_Quarry Bay__インテリア210
お気楽_Quarry Bay__テラス席210 お気楽_Quarry Bay__マネージャー210 お気楽_Quarry Bay__ボディントンパブエール_ハイネケン210
今回の香港探訪では、隣街「Quarry Bay」でも、お気に入りを発見。「東寶小館」に行く前、Ajinciは、お馴染み「ハイネケン」のドラフトビール、Balletaは英国エール「Boddingtons Pub Ale(ボディントンパブエール)」を、食前のアペリティフにとしゃれ込んだ「Cafe Einstein(カフェ・アインシュタイン)」に戻り、至福に溢れた胃袋を労う。

「のんびりとした午後」とは一転。テラスには、テーブルが所狭しと並べられ、すべて満席。室内のバーカウンターも、人で溢れている。「これは、マズイ?」。カウンターの後ろに回り込み、数時間前に顔見知りになった美人マネージャー(?)に、目で救いを求めると、「そこなら、いいわよ!」のeye sign。柱に隠れたカウンター角の席をもらい、「ジン&トニック」にありつく。辺り一帯は「ここって香港?」の図。香港のメディアセンターや出版、文化施設が集まるエリアだけあり、個性派揃い、人種のるつぼ。


お気楽_Quarry Bay__最後の晩餐210 カウンターの中も、大混乱。それにも関わらず、しばらくすると、「オマタセ!」と二杯目が登場。

 

「お替りは、お願いしてなかったはず???」。ムム!? そういえば、さっきも「二杯目をどうしよう?」と迷い、品書きを見ていたら、「もう、メニューはいらないでしょ!?」の微笑みと共に"来た"そう。この店のハッピーアワーは「Buy one, get one free(一杯分で二杯)」方式だったのだ。それにしても、「金曜の夜8時でも」とは、なんとも太っ腹。"呑んべえ"には堪りません。

外のテラスで、常連風の業界人(?)が葡萄酒の空き瓶を並べる風景をツマミに、昼下がりからのダラダラ酒。夜ともなれば、お隣のスタイリッシュなタイ・クゥイジーヌ「タイオーキッド」の客も流れてきて、ますます国際交流のメリーゴーランド。幸福の時間は、いつまで続くのだろう。アインシュタイン博士の舌出し顔が、「どうだい?ハッピーかい❤」って言っているよう。

warna-warni 様
お訪ね、ありがとうございます。
牛様の反芻胃があれば、ですかね。

過半数とれば勝ち、の民主主義ではありませんが、中華の場合は
この原則は、だいたい活きています。

「創發」は苦節20年の成果?か二名&少数でも、こなせております。
しかし「東寶」は量において古式であります。

シチリアの田舎でもで「これでもか」の量に降参したこともあります。
それぞれの土地風土がうかがわれ、良い経験になっています。

どんなに、一皿の量が多くても、一人一皿の料理をかたくなに守るカップルを
パリの中華料理屋で見かけたことがあります。分け合う、取り分けるは彼等に「タブー」
のようで、とても不思議な光景でした。30年くらい前のこと。

この頃では大分コンパクトな中華料理が増えてきて助かっております。

是非、北角お訪ねください。
多謝  Ajinci




[ 2009/08/16 16:41 ] [ 編集 ]
ノースポイントのこちら前回行きたい店リストにピックアップしつつ残念ながらかなわず・・・。
近くに滞在しておきながら行けなかったお店。
創發もそうですけど大人数のほうが絶対に楽しめますよね。胃袋には限界があり・・・。

[ 2009/08/16 14:16 ] [ 編集 ]
キンタロー 様
フッファッファッ、頼もしい助っ人の参戦。尚、吉備団子の配当はありません、ご容赦を。
「BEACH CLUB 」と聞けば、眩しいくらいの、底受けの明るさ、豊かさの「The Beach Boys」を想います。
ランタオ島は、昔(といっても20年ほど前)シルバーなんとかビーチに行こうかと思ってましたが、「長州島」行きフェリーが調度出るところで、件の島へ。けっこう面白く「ワーウイック」に泊まったり、日帰りしたりと楽しんでおりました。。港一帯の屋台集合は壮観でした。
いつのまにか無くなってしまいましたが。

次回是非、「素通り無く」をBalleta共々、お誓いいたします。
嬉しい、誘惑ですが、今年はおおごと問題を整理しなければならず、いつになるかは見当がつきません。うまく処理できましたら、早々に東の寶、目指します。

多謝再見 Ajinci

[ 2009/08/14 10:57 ] [ 編集 ]
東寶小館、参戦いたします!

ちなみに我輩はCHINA BEACH CLUB
付近に住んでおります。
次回は南ランタオ島にもぜし☆
[ 2009/08/14 10:04 ] [ 編集 ]
yunkao 様
ありがとう、求む頭数の意をくんでくださいました。

麦酒盃、茶碗ビールですね。あの器冷えているんですよ。
もともと、中国ではあのような器で酒を吞んでいたそうです。
と説明してくれのは、香港中鐶(セントラル)SOHO地区にある江南料理「憶江南」http://blog.springdeer.org/200907/article_49.htmlの主人。
ここの店も茶碗でビールです。良いお店ですよ。
日本も、酒は深皿の陶器、か磁器で飲んでいました。漆器でも。

お酒飲みませう。拙宅にお越しいただければ歓待いたします。
チェンマイからだと少し遠いかしら、ね。
多謝再見 Ajinci


[ 2009/08/13 10:06 ] [ 編集 ]
yukarist_bkk 様

「しょうがない、これで飲るか」ですね。
ビジネスホテルで、+ひなびた。そうとうきてますね、きた、きました。
今年の一月、チェンマイーラヨーン魚介仕入れ旅の際に泊まったバーンペーの宿。
「わびさび」がついていました。侘びしい、寂しい。輝くのかけらもない、連れ込み
が専門の宿と化したホテル「Diamond」

アンソニー、本人が良い味だせています。ベイルート編の際には、戦闘状態に入れり?古。
食の取材どころではなく、BBC CNNばりの番組になっていました。本人も柄じゃなって
照れながらも、顔は笑っていません。日本の、これでもか、グルメ(と称する)番組には見られない、一面でした。
ハイテンション×タイ、テンション。凄いことになりそう。見たい。

チェンマイの「CHAO」誌、9月から、心機一転チームで制作されます、応援してください。
多謝再見 Ajinci
[ 2009/08/13 09:54 ] [ 編集 ]
island_hk 様
こちらこそ、お訪ね、ありがとうございます。

Erdingerも阿闍梨餅も好物です。
この数年、冬の逃亡先は,北タイのチェンマイですが、Erdingerやギネスを出す店も
数軒あり、避寒に加えての楽しみがあります。
「China Beach Club」是非に。少し陽光があれば申し分なさそうですね。
ランタオ島の印象が、空港しかない貧困思考、改めます。

中華は人数、重要ですね。わかているのですが、かってわがまな私達二名、なかなか都合よく参りません。美味しいごはんの為ならば、再訪のために、努力いたします、はい。
情報、ありがとうございました。

御礼に、
この数年「阿闍梨餅」は京都駅構内売店などでも販売され、以前より求めやすくなりました。しっとり感のお菓子、アレを真似するお菓子も登場しております。

多謝再見 Ajinci 

[ 2009/08/13 09:37 ] [ 編集 ]
N.kojima 様
いつも、お訪ねいただきありがとうございます。
うーん、と。
私が、時折アジア(東南)に逃亡するのも、日本はアジアの一員なのに、アジアじゃない
(嫌)っていう感じがこの国、国民にあるからです。
ところかまわずの、我先にの中華の民。意味もわからず、「しょうがないでしょ、マイペンライ」のタイ。どっちつかずの曖昧が術のラオス、ヴィエトナム。そそう一つも鞭打ちのシンガポール。これらの国々は、料理に関しては中華の系譜上にあります。逃亡先でも食はなんとかなるってことです。イスラム系譜では、食は希薄になります。バリ島のファンも多いかと思いますが、食に関しては、中華の系譜に遠いので、外国の料理が主になります。

お気軽、お気取り、いずれもその食卓を楽しむ、また楽しめるという意志において同じ。
ドレスコード在りの緊張の楽しみ、普段着の手軽のお楽しみ。みなその個人の内面の素、が
同軸なら、選択は自在かと思います。
日本のバー(good Bar)は高過ぎます。こんな馬鹿高い店で、酒を覚えようとしたら、経済持ちません。格好よくもありません。きちんと否定すべきです。ピッツアの生地を、飛ばし回す
本場のピザ屋と称する阿呆な店に行かないのと同じです。

なにごとも、御上(おかみ)が主の仕組み。有名、歴史がある=印籠振りかざしに、へへっと頭を下げている間は、自前の美味しいは、見えにくいのでは。
アジアでなくても、私にとって、中華屋の発見は旅行中の救済です。中国は苦手ですが。
お応えに、なっていません、ね。 陳謝,多謝 Ajinci

[ 2009/08/13 09:19 ] [ 編集 ]
おいしそう。お手伝いさんに応募したいです。
ビールを注ぐ器にも驚きました。
お酒があると人生が倍ハッピーになりそうですね。
[ 2009/08/13 08:20 ] [ 編集 ]
茶碗でビール...昔仕事で泊まらされたひなびたビジネスホテルでのビール1人飲みを思い出しました(笑)

Discovery Channelの番組。タイの自宅ではこちらのチャンネルが入らないのですが、最近どこかで見た記憶が...どこだったかしら?
妙なハイテンションなコメントにこっちが受けまくってしまった記憶が。是非タイ料理バージョンを見てみたいです。
[ 2009/08/13 00:45 ] [ 編集 ]
はじめまして。
東寶小館つながりで訪問頂きありがとうございました。
北角おいしく楽しい街です。次回は大人数で是非。
Beerといえば、ちょっと遠いですが、こちらを。
Centralからフェリーでランタオ島の入り口梅窩にあるChina Beach Clubいかがでしょうか?(遠すぎますね。)
http://hkexplorer.exblog.jp/7752455
[ 2009/08/13 00:45 ] [ 編集 ]
美味くて、良い空間。これだけでいいんですよね。
ちょっと飲みたい、バーでもホテルのラウンジでも。
アニメに出てくるような、絵に描いたようなバーも良いのかもしれないが、びしっとした店員さんの店もいいが、お気楽な感じのバーって
日本は少ないですよね。
今回記事のカフェ、いいですよねー。
若者っぽいかもですが、原宿のカフェロータスなんかいい感じなんですよ。^^
さてさて、中華もしかり。横浜の中華街、全体的に高いですね。
いいたいのは、幅があって良いはずなのですがということです。
とうぜん、中華街の端っこ方面には、お手頃でも美味い
お店が有る様ですが・・・。
銀座の高級中華は僕には苦手、お気軽に入りたいとおもってしまう。
ですので、今回記事のお店、なんだか良い感じそう。

もちろん、たまには気取ってみるのも、気分転換にいいのですけれども。

まとまりませんが・・・・。
[ 2009/08/12 23:54 ] [ 編集 ]
> 私のブログにも書いたのですが、
Junpei642様
重ねてのお訪ね、いたみいります。

ご指摘のように、私と相方との二名が殆ど。
できるだけ、二名で楽しめる、と云うことで「創發」に20年ほど通っています。
御紹介いただきました「仁寶小館」場所も,店名も近似?ですね。
遠征のおり、訪ねてみます。
早速の、お応えありがとうございました。
多謝再見 Ajinci

[ 2009/08/12 22:12 ] [ 編集 ]
Junpei642様
お訪ね、ありがとうございます。

香港では、ドラフトには苦労しませんでした。
アイリッッシュパブでは、キルケニ-、マーフィーズ,ギネス。
ハイネケンはもちろん、ドイツの「ビットブルガー」もあります。九龍のハノイロードにある
「ビアガルテン」でよくいただきます。

香港で、お暮らし。羨望でございます。
2for1。伝わりますね。これからも楽しい情報をいただけたらありがたいです。

多謝 Ajinci

[ 2009/08/12 21:26 ] [ 編集 ]
私のブログにも書いたのですが、
東寶小館もおいしいですが、
http://cafebleuhk.exblog.jp/11083797/
ここもかなりいけています。
海老ご飯は食べる価値ありますよ。
かなりの大人数で行ったのでいろいろ食べられましたが、
少人数だと頼める皿数も限られてしまうので難しいですね。
[ 2009/08/12 21:19 ] [ 編集 ]
コメントありがとうございました。
Heinekenの生を飲める店があるんですね。
でもQuarry Bayとはちと遠い。
昔はここでよく飲んだんですけどね。
そうそうハッピーアワーは
Buy one, get one freeです。
2-4-1とかかれているところもあります。
[ 2009/08/12 21:02 ] [ 編集 ]
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前回北角に比較的近い銅鑼灣(コーズウェイベイ)に滞在しつつも行けなかった東寶小館。 九龍からはわざわざ行くことになろうとも今回のショート香港ステイの夕飯は絶対にココ!と決めてました。 ちょうど午前中上環でオーダーしたハンコをピックアップしつつ、トラム...
[2009/11/23 12:09] minum kopi lagi?
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Author:Ajinci
どんなものを
食べているか言ってみたまえ。
君がどんな人であるかを
言いあててみよう。
by Jean Anthelme Brillat- Savarin

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