養生の粥 お気楽、味のほどしらず。

朝昼晩、違う国の料理を食べている摩訶不思議、日本、日本人。

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養生の粥

お気楽_おかゆ
帽子を被ったQuaker教徒叔父さんが微笑んでいる箱。あのイラストは強烈だ。オートミールは、ここん家以外のも出回っているけど、どれも具合が悪くなった時を思い出す。正直いうと、あまり好きじゃない (雪印乳業さん、ゴメンなさい!?)。

同族の粥も、小さい頃の記憶にある、病人食のイメージが付きまとうせいか、普段の食卓には縁遠かった。ただ、それは単に美味しい粥を知らなかっただけで、今では、旅先、特に東南アジアで粥屋を見かけると、食欲をそそられる。

粥に目覚めたのは、香港。好みの具を選び、熱々をすくいながら、底に潜んでいる生姜をしゃくりあげて、混ぜ、混ぜ。「う~む、これが粥か。か~ゆ~ことか」を知る。ここでは、粥のことを「ジョク」と言う。

 

明日から”引き籠もり”をする、北タイのチェンマイにも、「粥」が売りの店が数軒ある。彼の国では、粗い粥を「カオトム」(カオは米、トムは煮る)、糊状につめたものを「ジョーク」と 分けている。私見だが、このジョークは、中華のジョク(粥)から来ていると思う。 ウマイ粥屋のほとんどが中華系の人が営み、点心も扱っている。 地政学的にも、中華の影響が強く感じられる。粥の奥を覗きたくなったら、金子光晴著「マレー蘭印紀行」なんぞ片手の旅もよし。冬の誰ぞ彼、時。黄昏て粥を炊くのも、一興にございます。

 

 

粥いところにも手が。

 

お気楽_土楽_かゆ鍋お気楽_土楽.黒鍋jpg 「病の食」の粥は、養生そのものだが、粥自体が、そ役割を担うこともある。 陶磁器屋さんでは、焼きのあまい器に「漏れ」が見つかると、粥を炊いては乾かしを繰り返し、漏れを直したと聞く。

今でも、土鍋を買うと、「初めに粥を炊くように」との、注意書きが添えられている場合がある。「転ばぬ先の用心」というわけだ。粥は炊いていくと、上等な糊になる。これがひびの隙間にくまなく浸透し、漏れの因を防いでくれる。かゆいところに手あらぬ、「粥届く」の図でござい。

年中手放せない愛用の「土楽の黒鍋」は、時おり、粥を炊いて養いも忘れない。最近加わった、同じ窯の「粥鍋」(写真左)は、その名の通り、粥を炊きながら丈夫になるという、なんとも都合のいい鍋。野菜を炊いても、煮転がしにもいい。もちろん、ご飯も炊ける。便利。

TOP写真のおかずは、「ちりめん山椒」で知られる、京都「やよい」の「いわし美人」。からりとした仕上がりが気に入っている。同じ器に盛り込んだのは、辨天娘の「奈良漬け」と、手前味噌「甘唐辛子とおじゃこの炊いたん。梅干は、粥に合うようにたたいた。



 

長女様

この度は、お訪ねいただきありがとうございます。
いやはや、御本家、御長女様からコメントをいた
くなんて、光栄、いたみいります。

黒鍋は、知り合いのお蕎麦屋さんも長年使ってい
て、拙宅でも欠かせないお鍋=主役でございます。
大変重宝しております。

数年前から、京都の「染宰よしおか」の吉岡さんと
良い物作りのお話しをさせていただいており、来月
中旬にも、伏見の工房に氏をお訪ねします。
ときおり、土楽のお話をお聞かせいただいておりま
す。そんなこともあって、是非、一度伊賀の窯元を
お訪ねしたいなと思っておりました。「金谷」のお肉
にも惹かれますし。吉岡氏は、「私は行けない、
時間ないし」を繰り返してばかり。途方に暮れてお
ります。そんなおりのコメント、嬉しゅうございま
す。改めて、御礼を申し上げます。

拙ブログの読者から、お買い求めのお客様がいらし
たとの由、これまた有難いことでございます。
感謝、合掌。

「土楽」のブログ、御長女様「作」でしたか。
楽しみにしております。

多謝再見 Ajinci


[ 2010/01/26 10:06 ] [ 編集 ]
はじめまして。
土楽の長女です。
この度は当HPをご紹介いただきましてありがとうございます♪
こちらのHPより飛んで来てくださった方が、お鍋を購入してくださいました! 重ねて御礼申し上げます。
今度当ブログでもご紹介させてください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
[ 2010/01/25 21:37 ] [ 編集 ]
マキ様

あっはは、殻元気です。大阪に雪、ですか。
こちらは29度前後。南部タイは30度を越える常夏。

おでかけくださいまし。
年明け、5日までチェンマイ。
バンコクに出て、ホーチミンに一週間。
バンコクに12日にもどり15日に帰国します。

マキさんの好きな、越南ご飯いただいてきます、ね。
お待ちしています。
Balletaはほぼ毎日マッサージの日々です。

多謝 Ajinci



[ 2009/12/21 20:29 ] [ 編集 ]
お元気そうで何よりです☆
私も暖かい国でのんびりしてみたいです。
ここのところ冷え込みが激しいです。
昨日は大阪に雪が降ったのですよ。
Balletaさんにもよろしくお伝え下さい。
[ 2009/12/21 15:42 ] [ 編集 ]
yukarist 様

お訪ねありがとうございます
サワイジャダメヨーッ。

いやー、おなじタイの空の下にいるざんすネ。

粥に土鍋、相性ぴたり。
風に、粥。生姜湯もいいですね。

チェンマイ、朝夕の冷え込みは、日本仕様の感在り。
同じ、タイでもラーンナーの歴史を背負う北タイ、大分趣が
違い気がいたします。

ま、小生、何処でも酒があれば、ですので、さほど違和を覚えません。

年明けにバンコクに入ります。その節にはくれぐれもよろしくお願い致します。

あんかけ麺は、ラートナー、ラーンナーいずれも通じません。羞恥の旅。

多謝 Ajinci



[ 2009/12/15 21:09 ] [ 編集 ]
好きかもです「 騒いでいいか Sawadi Kha」(笑)

北タイを満喫されているご様子。中部タイより想像いたしております。

電気調理器主流のバンコクでは土鍋が使えず寂しい限り。
少し内蔵が弱ってる今日この頃、お粥、そしてヌードではセンヤイがいい感じです。

どうやら風邪が流行っている模様、さらに涼しいチェンマイ、お気をつけ下さいませ。
[ 2009/12/14 18:41 ] [ 編集 ]
xiaokobamiki 様

お訪ね、ありがとうございます。

チェンマイ入り、直後から酒びたりで、粥をすするタイと心身
が訴えております。

明日、チェンライに行くので、朝の粥でもいただこうかと思って
おります。

「是非チェンマイ編をお届け下さいませ~^^」
お約束できませんが、鋭意努力いたします。
なにせ、好きな北タイ。飲んだ暮れの逃避の日々。
アレこれっって、こうだったの。なんぞ見つけましたら、更新し
てみますね。できない場合、酔いつぶれているか、これはに遭遇
していないと、ご理解くださいませ。
20度前後の乾季、欧米人が日増しに増えているチェンマイです。

粥鍋は、記事上にリンクしている「土楽」で買えます。

多謝 Ajinci



[ 2009/12/12 19:09 ] [ 編集 ]
marvelous-days 様

お訪ね、ありがとうございます。

9日に、BKK乗り継ぎで夕刻にはチェンマイ。
そのまま、知人の出迎えをうけ、一時間後にはジントニックとハーブ&ス
パイスの中におりました。

かーゆーことか、そーゆーことか、是非御自在に。日本語になっていない。
陳謝、思考回路がマオペンライになっております。

明日は、前出の珍友(チェンマイで日本語フリーペーパー「チャーオ」の
発行人)と取材を兼ね、チェンライ方面に出かけます。

タイ(チェンマイ)で美味しいの構築?、がんばりまーっす。

多謝 Ajinci


[ 2009/12/12 19:00 ] [ 編集 ]
いつも、器の素敵さも楽しませていただいてます^^が、今回の粥鍋は特に、私も欲しい~!の気持ちが激しくなっています(笑)。美しい!

胃腸が衰え始めているのか、最後にここに行き着きましたといった感じで、もう何年も雑穀の全粥ばかりです(笑)。きっかけは、弱ってる上に食べることそのものに飽きたときに食べたお粥、体にも気持ちにも負担を感じないシンプルさに、救われた気分になりました。
以前はみなさま同様、幼少時の病気の思い出のもの、わざわざ好き好んで食べるなんて…だったのですが(笑)、食って、味や腕もさることながら、食べる側の何気ないタイミングで、はまり込んだりするんだなぁと感じています。

Ajinci さま、Brillat さま
チェンマイステイ開始、ああ、うらやましいです。
是非チェンマイ編をお届け下さいませ~^^
[ 2009/12/12 15:47 ] [ 編集 ]
タイに入られたんですね~(^^).

おいしいものいっぱい食べて,またブログでお話し下さい.楽しみにしています~.

ところで「か~ゆ~ことか」.心のメモにメモりました.いつか使わせていただきます :)
[ 2009/12/12 14:59 ] [ 編集 ]
takanokumiko様
お訪ねありがとうございます。

昨夕、チェンマイに入り、飲み友の迎えを受け、荷解きもそこそこに
レモングラスとマナオにプリックナンプラー。タハッハ、タイでございます。

引きこもり用に、水や洗剤、シャンプーを買い込んで、準備万端。
今日は、いつものレンタルバイク屋さんで125ccのHONDAを借りて
街の変容を愉しみ始めました。

スパイス&ハーブのシャワーは効きます。
是非、逃亡してください。

粥屋には近々行く予定です。

多謝 Ajinci

[ 2009/12/10 23:18 ] [ 編集 ]
いつも楽しみにお邪魔しております。数回の消化器系の術後、皆さんがおっしゃる重湯、おかゆのおいしさなど少しも感じず嫌悪感がつのるばかりでしたが、私もアジア系お粥にそんな私もぐぐっと食いつきます。
引きこもりとはどんな状態でしょう?
[ 2009/12/10 23:06 ] [ 編集 ]
N.kojima 様

まいどお訪ねありがとうございます。
小生、昨夕逃亡先の北タイのチェンマイ着きました。
馴染みのアパートメントハウスで、お応えをしております。
環境が、日本よりちょと、ね。です。

粥のイメジは、朝の粥があたりえの国とは大分違いますね。
まだ暗い早朝から、ここチェンマイでも粥の屋台が開いています。
ベトナムですと朝の、米麺「ホウ屋」ですね。

梅干は、自家製をやめ、和歌山の竜神村のを長年愛用しています。
粥も、梅も、回復の力があります。

当地で更新できたら、やってみます。呑みすぎとネット環境に左右されます。

多謝 Ajinci
[ 2009/12/10 13:06 ] [ 編集 ]
味や香りは、思い出とともにありますね。
やはり、粥は、僕にとっても病人食のイメージがあります。
小学校は体が弱くよくお粥を食べた記憶があります。
歳をごまかして銀座のハイファンでバイトをしていた高校時代
朝食メニューがお粥であったのをきっかけに
医食同源的には朝はやはりお粥というのは消化吸収が言い訳で
あたりまえながら、健康食ナンダナーとその時感じ
やっとイメージが良くなったと感じがします。
そこのメニューのおかゆの具は、チキンかカエルでした。
当時、高校生の僕にはカエルはさすがに・・・。

彫金の先生とも話しましたが、昔の工芸秘法集の通りに
梅干しを使うのだけどどうにも色が出ない。
それもそのはず、水も梅干しも当時とはちがうのですよね。
[ 2009/12/09 01:45 ] [ 編集 ]
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Author:Ajinci
どんなものを
食べているか言ってみたまえ。
君がどんな人であるかを
言いあててみよう。
by Jean Anthelme Brillat- Savarin

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